ブログ記事のタイトル、適当に付けていませんか?
正しくタイトルを付けていないと、どんなに良い記事を書いても「せっかく書いた記事が読まれない」という事態に。

記事が読まれない=収益も発生しない‥
この記事では、育児ブログで収益化を目指すママに向けて以下の内容をまとめました。
- なぜ「キーワード選定」が重要なのか?
- そもそもキーワード選定とは?
- 初心者でも簡単にできる方法
- 育児ブログのキーワード選定のポイント
難しい言葉はできるだけ使わず、具体例も紹介しながら解説していくのでぜひ最後までご覧ください♩


タイトル、適当につけていませんか?
ブログ 初心者がやりがちな失敗
ブログを始めたての初心者の失敗で多いのが、以下のようなタイトル。
- 短すぎる
例:「今日の夜ご飯」「近所でおすすめのカレー屋」 - 日付などだけのタイトル
例:「2022/5/31」「年末年始の出来事」 - 子どもの名前など、一般的でない単語を入れる
例:「太郎の最近の成長」
個人で楽しむにはもちろんそれでもOKなのですが、収益化を目指すなら【キーワード】を意識したタイトルを!
逆に、キーワード選定さえできていれば日記ブログでもPVを集められる=収益化を目指せます。



キーワード選定を意識しだすと、今度は逆に「タイトルが長すぎる」問題に陥る場合も‥
キーワード選定とは?
聞き慣れない単語ですが、簡単に言うと【ググられるタイトルをつけること】。
▼ざっくりとしたやり方はこんな感じです。
- どんな「キーワード」で検索されたいかを選定
- そのキーワードを含んだタイトルや見出しをつける



わたしは初めの3ヶ月ほどはキーワード選定をしないまま、「ベビドン(息子の呼称)がついに立った!」とか付けてました(恥)
なぜ「キーワード選定」が重要なの?
それは、キーワード選定ができいていないとどんなに良い記事を書いても見てもらえないから!
たとえば、ブログを始めようかな〜というときに
「ブログ 始め方」「ブログ 始め方 簡単」
などでググりますよね。
この、「ブログ 始め方」「ブログ 始め方 簡単」というのがキーワードです。
Googleで検索した結果はこちら。(2022/6/1現在)


このように、上位にはタイトルにキーワードを含んだ記事が表示されます。
このとき、「2022/05/31の日記」というタイトルの記事が、どこよりもわかりやすくブログの始め方を解説してくれていたとしても検索結果には表示されないのです。
つまり、キーワード選定ができていないと、
【どんなにいい記事を書いてもそもそも見てもらえない→収益にも繋がらない】
ということです。
育児ブログを収益化したいなら重要なのはタイトル
育児記事をメインに更新していくと、日記のような記事も増えてくるかと思います。
たとえば、「ぜんぜん離乳食を食べなかった1歳の太郎くんが、カレーならパクパク食べてくれた」ということを記事にする場合。
「太郎がパクパク食べたカレー!レシピを紹介します」
のようなタイトルだと、検索結果に表示させることができません。



「太郎 食べた カレー」などでググる人はいませんもんね‥
同じ内容でもキーワードを意識して
「離乳食を食べない一歳の息子も食べた!カレーのレシピを紹介します」
というようにすると、検索してもらえそうな感じがしてきますよね。
※今回は「離乳食 食べない 一歳 レシピ」というキーワードを入れてみました。
日記のような記事でも、同じように離乳食に悩むママが記事を見て共感し
- 記事内でおすすめしているカレールーを購入してくれる
- Googleアドセンスの広告に気になるものがあってクリックしてくれる
というように収益に繋げることができます。
とにかく、育児ブログで収益化するために重要なのは【ググってもらえる記事を書くこと=キーワード選定】なのです。


初心者でも簡単なキーワード選定のやり方
使うのはこの2つの無料ツール
キーワード選定の重要さをご説明してきましたが、やり方はとっても簡単です。
使うのはこの2つの無料ツール。
- ラッコキーワード
- Googleキーワードプランナー
ラッコキーワードは有料版もありますが、毎日記事を量産するわけでなければ無料版で十分です。
※無料版は検索が1日5回までの制限あり
ラッコキーワードで関連ワードを検索
かわいい名前のラッコキーワード。
かわいいだけでなくとっても優秀なんです!
キーワード選定に利用するだけなら会員登録も不要。
無料ですぐに使えます♩


キーワード選定では、上の「サジェスト(Google)」というモードで検索します。
これは、「〇〇について検索するとき、みんなどの単語の組み合わせ(キーワード)で調べているか?」を調べるツールです。
たとえば、上のように「ブログ」と入力して検索した結果がこちら。


スクショできるサイズの関係で途中で切れていますが、もっと下までキーワードがズラーっと並んでいます。
これだけでも十分参考になるのですが、ここからさらに「本当に検索されているキーワードはどれか?」を調べていきます。
キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
まずはGoogle広告に登録
キーワードプランナーはGoogle広告の機能のひとつです。
途中でクレジットカード情報を登録しますが、広告を掲載しなければ支払いは発生しないのでご安心ください!
ラッコキーワードの検索結果をコピー
ラッコキーワードの検索結果画面の【全キーワードコピー(重複除去)】をクリック。


右下に「コピー完了:Googleサジェストキーワード」の表示が出ればコピーができています。


キーワードプランナーに貼り付けて検索
キーワードプランナーは、Google広告の【ツールと設定 ▶︎ キーワードプランナー】で開けます。


キーワードプランナーを開くと2つのボタンが出てきます。


使用するのは右側の【検索のボリュームと予測のデータを確認する】です。
枠内に、先ほどラッコキーワードからコピーしたキーワードを貼り付けます。


キーワードを貼り付けると【開始する】ボタンが青くなるのでクリックします。


キーワードの横に【月間平均検索ボリューム】が表示されました!


これは、そのキーワードで月間どのくらい検索されているか?の数字です。



10〜100なら、月間10〜100回ググられているキーワードということです。
検索ボリュームが多い順に並び替え
先ほどの画面では検索ボリュームがバラバラな順番で見にくいので、ボリュームが多い順に並び替えます。
【月間平均検索ボリューム】の部分をクリックすると一瞬で並び替えてくれます♩


ここまで準備ができたら、いよいよキーワードを選んでいきましょう!
ブログ初心者が狙うべきキーワードは?
基本的には100〜1000
検索ボリュームが多すぎる記事は企業サイトなどの記事も多く、なかなか検索結果の上位に表示させることは難しいです。
初心者のうちは、100〜1000あたりを狙いましょう!
100〜1000あたりだと、2〜3個以上の単語を組み合わせたキーワードが多くなっています。
ニッチな内容なら10〜100
ニッチな内容なら、あえて10〜100のボリュームのキーワードを選ぶのもおすすめです。
たとえば、こちらはこのブログで一番PVの多い記事。




Googleサーチコンソールをみると、複数のキーワードで検索上位に入っていますが、どれも検索ボリュームは10〜100。
検索数は少ないですが競合がいない内容のため、毎日数人の方が検索からこの記事を見てくださっています。
月間検索ボリューム10〜100=月間10〜100人に検索されているキーワードということ。
ボリュームは少ないですが、そのキーワードで上位になって検索した人の大半が見てくれるようになれば、それなりにPVは見込めます。


キーワードを入れたタイトルをつけよう
不自然な文章にならないように
どのキーワードでの検索を狙うかを決めたら(=キーワード選定ができたら)、記事にキーワードを含んだタイトルを付けましょう。
キーワードを入れながらも、不自然な文章にならないように‥これが結構難しい!
慣れるまではそのキーワードで検索してみて、上位に表示される記事のタイトルを参考にしてみましょう。



もちろん丸パクリはダメですよ〜!
タイトルの文字数は30〜40文字を目安に
Googleで検索してみても、「32文字がいい」、「40文字がベスト」など、タイトルに最適な文字数については諸説あります。
諸説あるということは、「◯文字だと間違いない!」という数字はとくに無いということ。
文字数よりも注意したいのは、重要なワードはタイトルの前のほうに入れること!
先ほどの「ブログ 始め方」の検索結果を例に見てみると‥


長いタイトルは、後ろのほうが「…」で切れてしまいます。
「…」までの部分に、クリックしたくなるようなワードを入れることを心がけましょう。



上図のわたしのPCだと28文字目まで表示されていますが、スマホだと設定によっては40文字程度表示される場合も。
クリックするのは読者
検索結果の上位に表示させるためにはキーワードが重要ですが、タイトルを見てその記事を読むかどうか決めるのは読者。
キーワードを含みつつ、思わずクリックしたくなるようなタイトルが必要です。



わたしもこれは苦手で‥本を読んだりして勉強中です!


この本には29種のタイトルテンプレートも載っていて、手元に置いて何度も読んでいます。
タイトルを付けるのが苦手な方におすすめの1冊です。
キーワードは見出しにも入れよう
タイトルだけでなく見出しも検索にかかる
キーワード選定をしたら、タイトルだけでなく見出し(H2・H3・H4‥)にもキーワードを入れましょう。
見出しにもキーワードを入れると、さらに検索結果に表示されやすくなります。
このブログの例で言うと‥
たとえばこのブログの記事、「寝返り防止ベルトはかわいそう?【スヌーズ】のメリット・デメリット」を例にしてみると‥


狙ったキーワードは【寝返り防止ベルト デメリット】(月間平均検索ボリューム100~1000)です。
Googleサーチコンソールで上位のクエリ(キーワード)を見た結果はこちら。


タイトルに含まれていない単語もたくさん入っていますよね!
実はこれらは、記事内の見出しに使用している言葉です。
- 「寝返り防止ベルト 危険性」‥寝返り防止の対策は必要?危険性は?(H2)
- 「寝返り防止ベルト 必要」‥寝返り防止の対策は必要?危険性は?(H2)
- 「寝返り防止クッション デメリット」‥クッションタイプは逆に窒息の危険性が高まる?(H2)
- 「オムツ替え 寝返り防止ベルト」‥夜間の授乳・おむつ替えが面倒(H3)
- 「スヌーズ寝返り防止 口コミ」・「寝返り防止ベルト 口コミ」‥口コミ・評判を調べまくり、‥(リード文)
一番上の例だと、タイトルの「寝返り防止ベルト」と見出しの「危険性」を組み合わせたキーワードでの検索にも表示されているということです。
Googleは賢いので「おむつ」と「オムツ」は同じ言葉として扱ってくれたり、リード文からも単語を拾ってくれます。
見出しから作ると記事作成の時短にも
調べたキーワードから先に見出しを作ることは記事作成の時短にも有効。
▼こちらの記事でも詳しく解説していますが、


白紙の状態からいきなり文章を書くより、枠組みを作ってから埋めて行った方が文章初心者にも書きやすいです。
育児ブログでのキーワード選定のコツ
意外と商品名での検索は少ない
育児グッズのレビューを書くときは、ついつい商品名からタイトルを考えてしまいませんか?
ですが、実際には商品の正式名称での検索はけっこう少ないんです。
たとえば、コンビのベビーカーが欲しいな〜と思って検索するときに、
「コンビ ベビーカー」と検索する人は多そうですが、
「コンビ スゴカルα compact エッグショック AW」(商品名)と検索する人はほとんどいないはず。
(すでに候補を決めて検索している場合は別ですが‥)
正式名称を書くと貴重な文字数をたくさん使ってしまうだけ‥という場合も多いのでタイトルでは短くまとめて、正式名称は見出しに入れるのがオススメです。
悩みを検索する人が多い
また、「ベビーカー おすすめ」「離乳食 食べない」など、
- こんな感じのものが欲しいけどどれが人気?
- こんなことで悩んでいるから解決策が知りたい
という意図での検索はとても多いです。
あなたも実際に検索した経験があるはず。
育児グッズレビュー記事を書く場合は、ただ商品を紹介するタイトルを付けるのではなく
【タイトル「離乳食を食べない‥そんな時の必需品!」→記事内で商品名を紹介】
という流れにすると記事を読んでもらえる確率が上がりますよ♩
キーワード選定はこんなやり方も
Google検索してみる
いちばん手軽に「よく検索されるキーワード」をチェックする方法は、
Googleでの検索結果に表示される「他のキーワード」をチェックすること。


ただ、よく検索されるキーワードということは競合の記事が多すぎる場合も。
キーワードプランナーで月間平均検索ボリュームを調べたほうが安心です。
まとめ:育児ブログを収益化するにはキーワード選定が重要
ご説明したとおり、どんなに良い記事を書いてもタイトルの付け方を間違えると「誰にも読んでもらえない記事」になってしまいます。
反対に、育児日記のような記事でもキーワード選定さえきちんとやれば収益化も狙えます!
- キーワードは2つのツールで調べられる
-
- ラッコキーワード
- キーワードプランナー
- 初心者は100〜1000のボリュームを狙う
-
- 1000以上は企業サイトの記事などが多く厳しい
- ニッチな話題ならあえて10〜100もおすすめ
- キーワードはタイトル・見出しに
-
- キーワードを含みつつ自然な文章に
- 「クリックするのは読者」を意識して
- 育児グッズ紹介はお悩みからアプローチ
-
- 商品の正式名称で検索する人はあまりいない
- これを使う人は何に悩んでいるか?を想像する
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